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iPS細胞樹立・疾患iPS細胞提供
健常者や疾患患者由来の細胞（線維芽細胞、PBMC）からiPS細胞を樹立します。
また、健常者や特定の疾患患者由来iPS細胞を提供します。
ドナーのリクルーティングについてもご相談下さい。
iPS細胞の樹立
- iPS細胞の樹立までの流れ
-
- ❶ 線維芽細胞もしくはPBMCに対し、エピソーマルベクターを用いて遺伝子導入（初期化）
- ❷ 初期化後、培養し、コロニーピックアップ
- ❸ ピックアップしたコロニーを培養し、細胞形態や増殖性の良いクローンを選択
- ❹ 選択したクローンについて、エピソーマルベクター非残存を確認
- ❺ 凍結ストックを作製
- ❻ ご要望に応じて核型検査を実施、未分化性および三胚葉分化能を確認
- 費用
- お問い合わせください。ご要望をお聞かせいただいた上でお見積りさせていただきます。
iPS細胞の品質確認
iPS細胞の未分化性と多分化能について、免疫染色（下図）、PCRまたはフローサイトメトリ―により評価します。
❶ 未分化性の確認
❷ 三胚葉分化能の確認
健常者由来iPS細胞・疾患iPS細胞提供
| 細胞種類 | 株数 | 遺伝子 変異 情報 | 臨床情報 | 検査結果 ※ |
|---|---|---|---|---|
| アルツハイマー病患者由来iPS細胞 （1株は健常者由来） | 11 | PSEN1 (PS1)、 ApoE | 年齢、性別など、投薬歴 個人を特定できないもの | 未分化性、三胚葉分化能 マイコプラズマ検査 ウイルス検査 エピソーマルベクター非残存 |
| パーキンソン病患者由来iPS細胞 | 6 | PRKN (PARK2)、 Pink1 | ||
| 早老症患者由来iPS細胞 | 1 | 未確認（WRNタンパク質は確認されず） |
※細胞株により実施済検査項目が異なります
- 提供条件
- MTAなどの締結が必須となります。MTAなどの雛形はお問い合わせください。
- 使用の制限
- 研究目的において使用可能（臨床目的での使用は不可）。詳細はお問い合わせください。
- 費用
- お問い合わせください。必要な株数やご使用の期間に応じてお見積りします。