・テーマ：★再生医療・創薬研究分野の担当者様向け（Live配信）
「多能性幹細胞を用いた肝臓オルガノイドプラットフォームのデザインと応用」
・日時　：2021年7月30日（金）　16：00～17：00（約60分）
・参加費：無料
・ご案内ページ：https://ipscell-portal.seminar-manager.com/0701/event/

・対象：
★再生医療/創薬研究分野で研究、開発、企画、品質管理の担当をされている方
★再生医療/創薬研究分野におけるオルガノイド研究の最新動向などに注目されている方

・登壇者：佐伯　憲和　氏　＜東京医科歯科大学　統合研究機構　プロジェクト助教＞

・概要：
　人体を構成する約37兆個の細胞は、少なくとも250種類以上の性質が異なる細胞に分化しており、これらによって構成される組織・臓器が体内の複雑な機能を、極めて巧妙かつシステマティックに維持している。
　近年、細胞の発生学的理解と幹細胞生物学・細胞工学の発展とのシナジー効果によって、ヒト多能性幹細胞に由来する各種の分化細胞を利用した３次元臓器様構造物である、”オルガノイド”を作製する技術が目覚ましい勢いで台頭し、ヒトの臓器とそのシステムを精緻にモデル化することが可能となった。
これによって、これまでの細胞を作る研究だけでなく、多細胞の相互関係・構造・周辺環境をデザインする研究へと領域が広がりつつあり、さらにはオルガノイドを基盤としたプラットフォームを疾患・創薬・再生医療の各方面へと応用する動きも活発化している。
　今後、既存のプラットフォームをリデザインすることで、各人がターゲットとする疾患研究や創薬技術に速やかに転換することが期待できる。

　本セミナーでは、オルガノイド研究の概要と最新動向について解説し、我々が取り組んでいる新たな肝臓オルガノイドプラットフォーム開発研究を事例に、創薬・再生医療分野への応用可能性について紹介したい。

【お問い合せ先】
株式会社iPSポータル　セミナー事務局
075-707-1057