2021/04/20
オンラインセミナーのご案内~ライフサイエンス研究開発における次世代シーケンサーとバイオインフォマティクスデータ分析の活用~
・テーマ:★再生医療・創薬研究分野の担当者様向け(Live配信)
「ライフサイエンス研究開発における次世代シーケンサーとバイオインフォマティクスデータ分析の活用」
・日時 :2021年4月27日(火) 15:30~16:30(約60分間)
・参加費:無料
・ご案内ページ:https://ipscell-portal.seminar-manager.com/0427/event
・対象:
★再生医療/創薬研究分野で研究、開発、企画、品質管理の担当をされている方
★再生医療/創薬研究分野におけるNGSの活用事例などに注目されている方
・登壇者:池田 宏輝 氏 <奈良県立医科大学 発生・再生医学講座 助教>
・概要:
次世代シーケンサー(NGS)というワードを耳にするようになって久しく、日常的に活用されている研究者も多くなってきたと思われます。
一方で活用には至っていないケースもまだまだ多いと感じております。活用に至らない理由として、次の理由が考えられます。
①どういった場面で活用すべきか、どのような結果が得られるのか分からない
②得られたデータの分析(バイオインフォマティクスデータ分析)に自信が無い
世界中で猛威を振るう新型コロナ感染症について、英国型、南アフリカ型及びフィリピン型などといった変異型ウイルスに関する報道を見聞きしますが、これらウイルスの変異を確認する際にもNGSが用いられています。
解析で得られた遺伝子情報を分析することで、ウイルスが遺伝子変異を繰り返してきた経緯や傾向を示す樹形図や、世界地図と合わせることでウイルスの変異と伝播経路を視覚化することが可能となります。
一方、iPS細胞などの細胞を用いた研究においても、例えば細胞に対する影響が未知の素材を細胞に添加した際の遺伝子発現をRNAseqで網羅的に解析し、どのような遺伝子群で反応がみられたのか、類似の素材と比較した場合との違いを見出すことなどが出来ます。
今回のオンラインセミナーでは、再生医療での品質管理での応用、オルガノイド研究における1細胞解析など最新の研究事例を解説しながら、NGS解析によりどのような結果が得られるのか、そして遺伝子など網羅的な生体情報を分析する手法であるバイオインフォマティクスデータ分析について紹介します。
【お問い合せ先】
株式会社iPSポータル セミナー事務局
075-707-1057